
評価: 当たり前のことですが1人で作業する仕事ですらその前後には他人がいます。でも真面目な人ほど『全部自分でやらなきゃ!』と抱え込んでしまう。『ボールをパス出来ない』。『たくさんやることがありすぎる』そんな人にオススメ。個人的にもかなり刺さる内容でバイブルにしたい一冊です。
書籍紹介
公式紹介ページ( https://www.sanctuarybooks.jp/book-details/book1152.html )より画像引用
要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑
著者 F太 小鳥遊
発売日:2020/04/07
出版社: サンクチュアリ出版
ここが良かった!
正直全ページ良かったのですが全部書く訳にもいかないので1番参考になったところを紹介します。
段取りを具現化してくれる説明
はじめにも書きましたが仕事って必ず『他人』がいます。この本はそのことを含めた進め方を提案してくれています。
普通なら『1週間後までにハンコもらって経理に出す』などざっくりとタスク登録すると思います。しかしこの本では
タスク 4月7日(木)資料提出
- 4月1日(金) 資料下書き作成 上司へチェック依頼
- 4月4日(月) 上司から書類返却 部長へ書類提出
- 4月6日(水) 部長から書類返却
- 4月7日(木) 経理に提出
このように『タスクを書き出す』『誰がやるタスクなのか』『仮の締め切りを入れる』ことで自分がすること、相手がすることを俯瞰で確認でき『今何をするべきか』が見えて来るようになります。
本には載らない悩みが載っている本
『一流の仕事術』『社会人に求められるテクニック100』など街にはたくさんの仕事術関連の本が並びます。実際私も何冊か購入しましたし読んでみて、確かにこれが出来る人って格好良い、感じも良いし出来る人だ、素敵だ。と感銘を受けたことがあります。
でもそこじゃないの!私はその前の普通の仕事が出来るようになりたいの!!!!ミスとかなくしたいの!!!!(大声)
この本はそんな私の声を聞いているのかというような目次になっています
- 段取りが苦手
- ケアレスミス、忘れ物が多い
- コミュニケーションが苦手
私はこのあたりがかなり参考になりましたが他にもメンタルが弱い、集中力が無い、コミュニケーションが苦手etc多くの人が悩んでいるポイントを丁寧にたっぷり紹介してくれています。悩んでいるならこうしたらどうでしょう?と提案してくれるので『自分で意識もしてなかったけどこうしたら良いのか!』と多くの発見が得られます。